- はじめのかんぽを解約しようか迷っている…
- 続けたほうがいいのか、もし解約するならいつがいいのかわからない…
- 解約すべきなのか、解約後はどうすればいいのか、客観的な意見を知りたい
はじめのかんぽの解約を検討しているものの「いつ・どのタイミングで解約すべき?」「続けたほうがいい?」「解約したあとどうすればいい?」など、迷ってしまうケースは多いです。
保険の解約は「損したくない」と意識が働くので、決断に勇気がいるものなので中々一歩を踏み出しにくいですよね。
そこでこの記事では、業歴14年現役FPとして2,000世帯以上の保険・教育資金など「お金の悩み」を解決してきた筆者が、はじめのかんぽを解約の注意点・代替案について徹底解説します。
最後まで読めば、この保険を解約すべきか、もし解約する場合の適切なタイミング、代替案など、解約に対する不安をすべて解消できます。
- はじめのかんぽを解約したほうがいいケース・しないほうがいいケース
- 解約したほうがいいケースなら、解約すべきタイミングは「今」
- 学資保険を途中解約した人の声、解約後の行動
- 解約手順と注意点、代替案を解説!早く解約するほど有利!
- 学資保険の解約・解約後のプランは
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解約しないほうがいいケース
- 【ケース①】満期間近!最後まで続けても元本割れしない
- 【ケース②】学資保険の保障がなくなると困る
【ケース①】満期間近!最後まで続けても元本割れしない
満期が近く、最後まで続ければ元本割れしないなら、解約せず続けたほうがいいです。
返戻率100%以上が確実で、満期間近なら解約する理由がありません。
もし最後まで続けた場合、元本割れするかどうか判断できないなら、かんぽ生命に契約者が問い合わせれば教えてくれます。
【ケース②】学資保険の保障がなくなると困る
はじめのかんぽには、契約者が死亡した以降に保険料支払いが免除される保障がついています。
もしこの保障がどうしても必要なら、解約しないほうがいいです。
しかし、十分な資産があったり、他の生命保険に加入しており保障が十分にあるなら、はじめのかんぽの保障にこだわる必要はありません。
解約したほうがいいケース
- 【ケース①】契約したばかり
- 【ケース②】お金を使いたい時期まで10年以上ある
- 【ケース③】万が一のことがないと、元本割れが確定している
- 【ケース④】学資保険の保障がいらない
【ケース①】契約したばかり
契約して間もないのに解約しようか迷っているなら、解約したほうがいいです。
解約したあとに違う方法で教育資金を貯めていくなら、たとえ一時的に大損しても早く解約することをオススメします。
【ケース②】お金を使いたい時期まで10年以上ある
貯めたお金を使いたい時期まで10年以上あるなら、今からでも色々な積立方法を選べます。
たとえば、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映した「S&P500指数」を参考にみると、リスクがあっても時間をかけられるほど損する可能性を減らせます。

貯めたお金を使いたい時期まで時間がある人ほど、ローリスク・ローリターンである「はじめのかんぽ」に時間を費やすのはもったいないです。
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【ケース③】万が一のことがないと、元本割れが確定している
契約内容によって、契約者が死亡しなかったら元本割れが確定しているケースがあります。
何かあった時の保険ではありますが、何もなかったときに損するのが嫌なら早めに解約したほうがいいです。
【ケース④】学資保険の保障がいらない
既に生命保険に入っており、学資保険で保障を追加する必要がなければ解約するのはありです。
学資保険とはいえ、保険料から保障料として「保険関係費(手数料)」が引かれているので、ムダな保障料を払うことになるからです。
積立方法にこだわりがなく、保障がいらないなら早めに学資保険を解約して、他の積立方法に切り替えることをオススメします。
解約タイミングはいつ?損しても今がチャンス
損するとしても「解約したい」と思ったときが、解約すべきタイミングです。
学資保険を最後まで続けてもほとんど積立金は増えず、解約を先延ばしにすると、新たな積立方法に費やせる時間を失ってしまいます。
たとえば、18年もの時間をかけて数%しか増えないことに不満があったり、最後まで続けても元本割れが確定しているなら、早く解約してNISAなどに切り替えたほうが確実に合理的です。
解約で悩んでいる時間がもったいないので、解約して問題ないなら早めに解約しましょう。
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解約してよかった?学資保険を解約した人の口コミ
X(旧Twitter)で、学資保険を解約したという口コミが多数あったので幾つか紹介します。
学資保険を解約して、ジュニアNISA(オルカン)に突っ込んで本当に良かった。長男が18歳まであと、8年、長女も同額であと、10年寝かせられる。
— 投資歴10年🏖️ほっちゃん🏝️ (@zww6YMCURuqMoaH) May 29, 2025
俺よくやった!#学資保険#教育費#ジュニアNISA pic.twitter.com/e0tziYqx3C
あれ?家族口座に61万円しかない!?
— ときあ (@Tokia_maru) September 2, 2025
と思ったら桁が一桁違ったw
生命保険会社の貯蓄系学資保険の解約です。長女の学費は目処がついたので、別口に投資する! pic.twitter.com/s68dqBUXD9
昨年5月、2人の子ども名義で銀行&証券口座を開設
— misa masa⚡️ (@misamasap) July 29, 2025
学資保険を解約し、110万円ずつ贈与
その資金で買ったNVDAが、いま200万円を突破
これから学んだこと:
・貯金や保険は、実質目減りするだけ。投資しか勝たん
・堅実に増やすなら、仮想通貨より超優良株が◎
次に見直すべきは、保険です。
— 毎日 だいすけ (@everydaysuke_) August 13, 2025
特に年金保険や学資保険は、すべて解約すべき。
保険会社は保険金を運用し、長期で2倍以上に増やします。
ところが顧客へ返すリターンは0〜6%で、あとは全て保険会社が搾取。
保険会社は毎年、数千億円の利益を上げる。
人生を変えたければ、資産は自分で運用すべき😌
ここ数ヶ月解約するか迷ってた学資保険を解約することにした
— hana (@12hvgbsAbpBoEqb) September 19, 2025
9年積み立ててきて、途中解約でマイナス4,000円くらいなはず。
解約した分はNISAに回す
増えてくれますように🙏
解約返戻金を確認する3つの方法
「はじめのかんぽ」の解約返戻金を確認する方法は3つあります。
- コールセンター(0120-552-950)に電話して教えてもらう
- 郵便局の窓口で教えてもらう
- 公式サイトのマイページにログインして確認
いま解約すると、解約返戻金がいくらなのかチェックするのは重要です。
どの確認方法でもいいですが、マイページで確認するのがもっとも手っ取り早いのでオススメです。
解約の手順
- 保障がいらない人向けの解約手順
- 保障が必要な人向けの解約手順
保障がいらない人向けの解約手順
(かんぽ生命カスタマーセンター、郵便局に契約者から連絡)
解約完了すると、解約払戻金は指定口座に振り込まれます。
保障が必要な人向けの解約手順
保障が必要なら、保障の空白期間をなくすために、新しい保険を決めることからスタートします。
複数社を一括比較できる相談窓口で、かけすて保険を比べるのがオススメ!
(かんぽ生命カスタマーセンター、郵便局に契約者から連絡)
解約完了すると、解約払戻金は指定口座に振り込まれます。
新しい保険は健康状態によって入れない可能性があるので、学資保険を解約するなら早めに動きましょう。
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「はじめのかんぽ」解約前の注意点
- 【注意点①】解約したら、元に戻すことはできない
- 【注意点②】解約したくない!解約しなくても保険を続ける方法がある
- 【注意点③】解約返戻金が払込保険料以下!損する可能性がある
- 【注意点④】まって!貯蓄型保険に乗り換えるのは慎重に!
- 【注意点⑤】保障が必要なら、新たな保険に入ってから解約しよう
【注意点①】解約したら、元に戻すことはできない
解約手続きが完了すると、契約を元に戻すことはできません。
はじめのかんぽを解約することで保障が不足してしまうなら、解約前に新しい保険に入れてから解約手続きをしたほうがいいです。
【注意点②】解約したくない!解約しなくても保険を続ける方法がある
「減額」「契約者貸付」「払済」など、解約しないで保険を続けられる方法があります。
「保険料の支払いが一時的に厳しい」「本当は解約しないで続けたい」と思うなら、解約せずに保険を続ける方法があることを知っておきましょう。
【注意点③】解約返戻金が払込保険料以下!損する可能性がある
はじめのかんぽに限らず、保険を途中解約すると損する可能性が高いです。
しかし、たとえ損しても「はじめのかんぽ」を解約したあと、NISAなど別の積立方法で教育資金を貯めていくなら、早めに解約することをオススメします。
【注意点④】まって!貯蓄型保険に乗り換えるのは慎重に!
「はじめのかんぽ」から別の貯蓄型保険に乗り換えるメリットは薄いです。
貯蓄型保険は保険料から「保険関係費(手数料)」が引かれるので、保険以外でお金を貯めるより積立効率が悪いからです。
はじめのかんぽを途中解約するということは、教育費を貯められる期間が「はじめのかんぽ」を契約した頃より短くなっています。
積立方法にこだわりがないなら、積立効率の悪い「貯蓄型保険」ではなく、NISAなど保険以外で積立したほうが確実に効率よくお金を貯められます。
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【注意点⑤】保障が必要なら、新たな保険に入ってから解約しよう
保障がないと困るなら、新しい保険に入れてから「はじめのかんぽ」を解約するのが正しい解約手順です。
なぜなら、解約後すぐに万が一のことがあったら困ってしまうし、新しい保険は健康状態によって入れない可能性もあるからです。
保障が必要かどうかは、あなたの経済状況、考え方、遺族年金や公的保険のカバー率などを考慮して計算しないとわかりません。
もし自分で判断できないなら、知識豊富なFPに相談すればシュミレーションしてくれるので、保障の必要性の有無がはっきりわかるのでオススメです。
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「はじめのかんぽ」解約後の代替案
- 定期預金
- 個人向け国債
- 投資信託
- NISA
定期預金
定期預金は、元本保証がありつつ、普通預金より利回りがいい金融商品です。
主に毎月定額を積立する「積立定期預金」や、まとまったお金を運用する「スーパー定期預金」があり、考え方や資産状況によって使い分けることができます。
- 普通預金以上、投資未満の金融商品
- 元本保証あり
- 低リスク・低リターン
- 一定期間、引き出しできない(引き出したら利息が減少)
- 流動性が低い
- 少額から始めることができる
向いている人 | やめたほうがいい人 |
---|---|
元本割れするのは絶対に嫌な人 貯金より少し増えればいいと考える人 お金を使いたい時期が5年以内の人 しばらく使う予定がない資金を安心して預けたい人 | 10年以上先に使うお金を貯めたい人 インフレ(物価上昇)に強い金融商品がいい人 |
個人向け国債
個人向け国債は、個人として日本政府にお金を貸し、利息をもらえる金融商品です。
主にまとまったお金を運用するイメージで、元本割れする心配なく運用できます。
- 銀行の定期預金より、少し金利が高いことが多い
- 元本保証あり
- 低リスク・低リターン
- 1年経過すれば途中解約できる
- 半年ごとに利子を受けとる
- 1万円から始めることができる(手数料無料)
向いている人 | やめたほうがいい人 |
---|---|
元本割れするのは絶対に嫌な人 定期預金より少し増えて欲しい人 お金を使いたい時期が5年以内の人 しばらく使う予定がない資金を安心して預けたい人 | 10年以上先に使うお金を貯めたい人 インフレ(物価上昇)に強い金融商品がいい人 1年以内にお金を使う予定の人 |
投資信託
投資信託は、不特定多数の人から集めたお金の運用をプロにお任せする投資方法で、専門知識がない投資初心者でも手軽に分散投資ができる便利な金融商品です
証券会社・銀行・郵便局を通して投資できます。
- 複数の資産クラスがある(債券・株式・不動産など)
- 債券投資よりリスクが高いが、増える可能性がある
- お金が増えるかどうかは、選んだ銘柄の運用次第
- 銘柄によってはハイリスク・ハイリターン
- 積立投資・一括投資どちらも可能
- 少額から始めることができ、分散投資効果を期待できる
向いている人 | やめたほうがいい人 |
---|---|
リスク許容度が高い人 貯金より少し増えればいいと考える人 最低で15年以上の運用できる人 自分ではムリ!プロに運用を任せたい | 元本割れリスクを許容できない人 短期間でお金を増やしたい人 |
NISA
NISAは個人投資家の資産形成を支援するための税制優遇制度です。
NISAは箱のようなイメージで、投資信託や株式などを『NISAという箱』に詰めて投資するだけで、増えたお金をすべて非課税にできます。
証券会社・銀行・郵便局を通して投資できます。
- 複数の資産クラスを(債券・株式・不動産など)購入可能
- 増えたお金(運用益)を非課税にできる
- 非課税運用期間は無期限
- 一人当たり年間360万、生涯1,800万まで投資可能(売却した投資枠は復活)
- 確定申告・住民税の申告がいらない
- 積立額のコントロールはデメリットなくいつでも自由
- 積立金はいつでも引き出せる
向いている人 | やめたほうがいい人 |
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効率よくお金を増やしたい人 増えたお金から税金を引かれたくない人 確定申告をしたくない人 投資信託や個別株式などで投資をしたい人 | 投資したい銘柄を、NISAを通して購入できない元本割れリスクを許容できない |
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現役FPオススメ!貯金&NISAで貯めよう!
- 学資保険が必要なのかわからない
- 積立方法にこだわりなし!効率よくお金を貯めたい
- 同じ時間・お金を費やすなら、少しでも増やしたい
- どんな積立方法がいいのかわからない
このように、教育資金について悩む人は多いです。
ソニー生命の「子どもの教育資金に関する調査2025」によると、教育資金準備として学資保険を利用している親の割合は38.4%しかなく、2016年ごろの60.6%をピークに減少傾向が続いています。
せっかく時間をかけて教育資金を貯めるなら、なるべく無駄のないほうがいいですよね。
教育費の積立方法にこだわりがなく、10年以上の積立期間を取れるなら、NISAと貯金で積立するのがオススメです。
NISAはS&P500や全世界株式などの優良インデックスファンドに投資し、リスク許容度に合わせて貯金も並行していくだけで、NISA一本で投資するよりリスクを大きく抑えられます。
なぜなら、暴落はいつ起きるか予測不可能で、子どもの進学時に起こるかもしれません。そんなとき、安定資産の貯金があれば、いつでも教育費として使うことができるからです。
NISAは100円から始められます。
たとえば、毎月の積立予算が1万円なら、貯金4,000円・NISA6,000円など、あなたの心地よい配分にして貯金・NISAで積立すれば、学資保険より確実に期待リターンの高い教育資金準備が可能です。
貯金・NISAは時間をかけるほど大きくお金が実りますが、悩んでいる間も、時間は止まってくれません。
有利に教育資金の備えをしたいなら、早めに学資保険を解約し、貯金&NISAで積立するのがオススメです。
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まとめ
保障がいらないなら、はじめのかんぽの解約で迷っている時間がもったいないです。
子どもが小さいほど、たとえ損しても早めに解約し、NISA・貯金で積立し、保障が必要なら「かけすて保険」に子どもが大きくなるまで入りましょう。
たったそれだけで、誰でも簡単に学資保険より優れた備えができるのでオススメです。
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