MENU

教育費の運用?第一フロンティア「プレミアプレゼント5」評判を徹底解説!

  • 教育費の備えとして、今ある貯金をプレミアプレゼント5で運用したほうがいいと勧められた。
  • 「保障がつく」「インフレ対策」など魅力的に感じるけど、大きいお金なだけに悩んでる…
  • 運用は保険以外でもできるけど、それでもプレミアプレゼント5がいいのかな?
  • 学資保険代わりで入るのはあり?なし?誰か客観的な意見を教えて!

教育資金の相談をすると「銀行にお金を寝かせておくのはもったいない」「学資保険代わりにする人も多い」など、第一フロンティア生命のプレミアプレゼント5を提案されるケースは多いです。

しばらく使う予定がないお金なら、預け替えたほうが良さそうと誰でも思ってしまいますよね。

実は、教育費のためにプレミアプレゼント5に入るのはデメリットが多い事実を、保険を売ることが仕事の保険営業・企業サイトは教えてくれません。

そこでこの記事では、業歴10年超現役FPとして2,000世帯以上の保険・資産形成など「お金の悩み」を解決してきた私が、学資保険代わりや資産運用としてプレミアプレゼント5に入る価値があるの、客観的事実を教えます。

最後まで読めば、この保険に入ったほうがいいのかを自分で判断できるようになり、あなたの大切なお金・時間をムダにしないですみます。

この記事でわかること
  • まだ老後資金ならありだが、教育資金の運用として、プレミアプレゼント5に入るのはオススメできない。
  • もしこの保険で教育資金の運用をしたいなら、他社に市場価格調整がなくなる同等商品があるので、比較したほうがいい。
  • 保険の本質は「万が一に備えるもの」であり、「お金を増やすもの」ではない。
  • 余剰資金を運用したいなら、保険以外の運用方法まで視野を広げたほうが、最適なものを見つけられる。
  • 教育費・保険の悩みは知識豊富なFP担当【マネーコーチ】がオススメ

\マネーコーチのFPは保険以外の選択肢も教えてくれる!カメラオフ相談OK /

\相談後の平均積立額+2万!子どものためのお金が増える!/

公式サイト:https//m-coach.jp

 

目次

「知らなかった」で後悔をなくす!プレミアプレゼント5の基礎知識

  • 【基礎知識①】プレミアプレゼント5は投資商品
  • 【基礎知識②】教育費で使う = 市場価格調整が入る
  • 【基礎知識③】介護・認知症の備えもできるが…

【基礎知識①】プレミアプレゼント5は投資商品

プレミアプレゼント5は、保険料の一部を「債券」で運用する投資商品です。

(例)米ドルを選択 → あなたのお金が米国債で運用されるイメージ

投資商品だからこそ「保険で投資したほうが安心」「保険だから損しにくい」ということはありません。

POINT

間に入る保険会社への手数料が、一部開示されていないのは闇

 

【基礎知識②】教育費で使う = 市場価格調整が入る

積立利率の変更日以外で解約・減額をすると、市場価格調整が入り、解約返戻金額が調整されます。

運用通貨積立利率の変更頻度
米ドル20〜80歳:30年
・81〜90歳:10年
豪ドル・20〜85歳:20年
・86〜90歳:10年
日本円・20〜80歳:30年
・81〜90歳:15年

<市場価格調整のイメージ>
契約時の積立利率より、解約・減額時の市場価格調整用利率が高い → 解約返戻金が減少
契約時の積立利率より、解約・減額時の市場価格調整用利率が低い → 解約返戻金が増加

たとえば、80歳以下の人がこの保険で教育資金の運用をする場合、どの通貨を選んでも最低20年以上しないと、市場価格調整なしでの解約・減額ができません。

プレミアプレゼント5で教育資金の運用をするということは、市場価格調整ありきになってしまいます。

 

【基礎知識③】介護・認知症の備えもできるが…

「認知症・介護プラン」なら、所定の認知症・介護状態になれば、死ななくても給付金を受けとれます。

しかし、一般的に介護リスクが上がるのは80歳以上であり、子どもの手が離れるまでの間に、保険会社が定める認知症・介護状態になる可能性は極めて低いです。

交通事故や労働中の事故による介護リスクは、自動車保険や労災で補償

心配なら介護・認知症をつけるのもありですが、教育資金の運用として考えているなら、余計な保障をつけない人のほうが多いです。

 

プレミアプレゼント5の評判・口コミ

ネット上やSNSで、プレミアプレゼント5の口コミを探しましたが、販売されたばかりということもあり、見つかりませんでした。

調査範囲を旧商品まで拡大しても口コミは多くなかったですが、「利率が高いので惹かれている」「話がうますぎ」などリアルな声がありました。

教育資金に関する声はありませんでしたが、今後もプレミアプレゼント5の口コミが見つかり次第、ここにアップしていく予定です。

 

余剰資金の活用!プレミアプレゼント5で教育費を運用するのはあり?

教育資金の運用を、プレミアプレゼント5でするのはやめたほうがいいです。

他社の同等商品なら、15年以上で市場価格調整なしで解約・減額ができる、シンプルな仕組みの保険があるからです。

子どもは必ず成長し、教育費がかかる!教育資金を運用するなら、余計なリスクを負わないで!

老後の備えとしてなら、プレミアプレゼント5を検討するのもありだと思いますが、いくら積立利率が高くても教育資金のために入るのはオススメできません。

 

FPの意見:保険にこだわる必要なし

教育費の相談をすると、高確率で保険の案内をされますが、積立方法や運用方法は保険以外にもたくさんあります。

保険しか知らないと、狭い選択肢の中でしか選ぶことができず、あとで後悔するリスクも跳ね上がります。

運用方法と期待リターンのイメージ
  • 定期預金:〜年1%未満
  • 個人向け国債:年1〜1.3%ほど
  • 国内社債:年1〜2%ほど
  • 外国債:年2〜5%ほど
  • 外国社債:年3〜5%ほど
  • 投資信託:年3〜7%ほど

etc…

どの運用方法がいいのか、運用しないほうがいいのかは、子どもの年齢、資産状況、リスク許容度などによって最適な方法は異なります。

えば、子どもが0歳で運用資金を使うのが15年以上先なら、リスクはあってもNISAを通して投資信託の王道「S&P500」や「全世界株式」のインデックスファンドで運用する人も多いです。

投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)の間、S&P500で15年以上運用していた人は、どの15年を切り取っても元本割れがなかったということを、歴史が証明しているからです。

出所:ウォール街のランダム・ウォーカー(原著第13版)

余剰資金を投資信託で15年運用し、平均リターンである年率5%だった場合

・100万円を15年運用 → 207万
・200万円を15年運用 → 415万
・300万円を15年運用 → 623万
・500万円を15年運用 → 1,039万
・1,000万円を15年運用 → 2,078万

このように、プレミアプレゼント5などのドル建て保険より、大きく増える可能性があります。

さらに、NISAを通して投資信託で運用すれば、運用益をすべて非課税にできるのも、保険では得られないメリットです。(年360万、生涯1,800万の投資限度に注意

どんな運用方法があるのか、自分の目的・状況に合うのはどれなのかを整理しないと、そもそも最適な運用方法を選ぶことはできない。

もしあなたが、保険以外の運用方法について教えてもらっておらず、プレミアプレゼント5を検討していたなら、一度立ち止まって視野を広げたほうがいいです。

自分で運用方法を調べる自信がないなら、知識豊富なFP担当【マネーコーチ】に相談すれば、最適な運用方法を選ぶ手助けをしてくれるのでおすすめです。

\マネーコーチのFPは保険以外の選択肢も教えてくれる!カメラオフ相談OK /

\相談後の平均積立額+2万!子どものためのお金が増える!/

公式サイト:https//m-coach.jp

 

プレミアプレゼント5で資産運用するデメリット

  • 【デメリット①】保険関係費などの手数料がかかる
  • 【デメリット②】早期解約は罰金あり!損するリスクが高い
  • 【デメリット③】損することも十分ありえる

【デメリット①】保険関係費などの手数料がかかる

プレミアプレゼント5は学資保険以上に「保険関係費」などの手数料がかかり、運用効率が悪くなります。

保険料以上の保障が持てるのは、その分の保障料は保険関係費としてしっかり引かれているから。

手数料項目手数料率
保険関係費①
(契約締結に必要な費用・保険金を
支払うための費用)
手数料率の開示なく不明
保険関係費②
(保障抑制期間中保険金円貨支払額
最低保証特約を付加した場合)
手数料率の開示なく不明
保険関係費③
(円貨建終身保険移行特約
を付加した場合)
手数料率の開示なく不明
保険関係費④
(年金受取りした場合)
年金額 × 1%
(円貨で年金を受けとる場合は最大0.35%)
為替手数料・円入金:0.5円
・円支払:0.5円
プレミアプレゼント5 重要事項説明書より出典

学資保険も保険関係費はかかりますが、プレミアプレゼント5は為替手数料など、学資保険では掛からない手数料がかかってしまうことを知っておいたほうがいいです。

POINT

保険関係費は保険特有の手数料!

 

【デメリット②】早期解約は罰金あり!損するリスクが高い

契約10年未満で解約・減額すると、解約控除というペナルティーがあり、解約返戻金が少なくされてしまいます。

解約控除は最大4.5%!早期解約ほどペナルティーが大きい!

契約時の積立利率・通貨・経過年数によって、解約控除率は異なるので注意が必要ですが、そもそも10年未満で解約・減額する可能性があるなら、入るのをやめたほうがいいです。

≫詳しい解約控除率は注意喚起情報 P27-28をチェック

 

【デメリット③】損することも十分ありえる

プレミアプレゼント5は、元本保証がないケースがあり、損することもあります。

手数料項目死亡保障解約返戻金
米ドル・豪ドル元本保証なし元本保証なし
日本円元本保証あり積立利率の変更日付け
での解約はあり
プレミアプレゼント5 重要事項説明書より出典

米ドル/円の為替レートは、過去15年で2倍以上(75円〜160円)も動いている。

外貨を選ぶ人は多いですが、ドルベースで大きく増えたとしても、日本円で受けとるなら為替次第で元本割れする可能性があることを理解しておきましょう。

 

メリット

プレミアプレゼント5の主なメリットは2つです。

  • 保障抑制期間を超えれば、保険料以上の保障が持てる
  • 普通預金にお金を置いておくより、増える可能性がある

でも、この保険にこだわっていないなら、同等の一時払終身保険は他社にもあります。

中には契約してすぐ保険料以上の保障が始まるものや、経過年数によって市場価格調整と解約控除がなくなり、為替だけ考えればいいシンプルなものもあります。

もし保険に入るなら最低3社以上は同等条件で比較したほうがいいです。

15年以上経てば、市場価格調整と解約控除がなくなる一時払終身保険の解説記事があったので、こちらを参考にしてみてください。

 

プレミアプレゼント5はやめたほうがいい人

  • 教育資金の運用として考えており、積立金を進学時期に使いたい
  • 保障はいらない!運用目的で考えている
  • 元本割れリスクを許容できない
  • 運用方法にこだわっていない
  • なるべく手数料をさえて、ムダなく運用したい
  • NISAを限度額まで使っていない

このような人は、プレミアプレゼント5に入るのをやめたほうがいいです。

特に保障がいらない人で、運用方法にこだわっていないなら、保険に入った時点で本来いらない保障料を負担することになるので、単純に損します。

保険は万が一のとき、家族が経済的に困窮しないために入るものであり、お金を増やすために入るものではない!

保険・投資は分けたほうが効率がいいのは、誰も否定できない事実なので、この保険にこだわっていないなら視野を広げて運用方法を選びましょう。

どのように運用方法を選べばいいかわからないなら、知識豊富なFP担当【マネーコーチ】に相談がおすすめです。

\マネーコーチのFPは保険以外の選択肢も教えてくれる!カメラオフ相談OK /

\相談後の平均積立額+2万!子どものためのお金が増える!/

公式サイト:https//m-coach.jp

 

まとめ

プレミアプレゼント5を「教育資金の運用」として入る合理性はありません。

もし同じような一時払終身保険で教育資金の運用をしたいなら、経過年数によって市場価格調整がなくなり、為替にしか左右されないシンプルな保険の方が、まだ教育資金の運用向きです。

そもそも保険は万が一に備えて入るものであり、お金を増やすために入るものではないという本質は、どんな貯蓄型保険でも変わらないです。

プレミアプレゼント5にこだわりがないなら、保険以外の運用方法まで視野を広げて、最適な教育資金の備え方を考えることをオススメします。

\マネーコーチのFPは保険以外の選択肢も教えてくれる!カメラオフ相談OK /

\相談後の平均積立額+2万!子どものためのお金が増える!/

公式サイト:https//m-coach.jp

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次