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【5つの注意点】第一生命「学資応援団ミッキー」返戻率が高いのか徹底検証!

  • 「早く入るほどお得」と、第一生命の学資応援団ミッキーを勧められた。
  • ただ貯金するより、有利に教育費を貯められるっていうけど本当かな…
  • 万が一や病気の保障が足りないって、他の保険も勧誘してくるし、なんか不信感…
  • あとで後悔したくない!学資応援団ミッキーについて、客観的情報を教えて!

「私も同じ保険に入っている」「早く入れば保険料が安い」など、第一生命の学資応援団ミッキーをオススメされるケースは多いです。

保障がついて、銀行より利回りがいいと言われれば、誰だって魅力的に感じてしまいますよね。

実は、学資応援団ミッキーの返戻率・利回りは低く、この保険に入るメリットがないことを、保険販売が仕事の保険営業・企業サイトは教えてくれません。

そこでこの記事では、業歴10年超現役FPとして2,000世帯以上の保険・資産形成など「お金の悩み」を解決してきた筆者が、他では教えてくれない第一生命「学資応援団ミッキー(以下ミッキー)」の客観的情報を教えます。

最後まで読めば、この保険に入る価値があるのか・ないのかがわかり、あなたの大切なお金・時間をムダにしないですみます。

この記事でわかること
  • 客観的にみて入る価値は薄いが、入っても入らなくてもどっちでもいい保険
  • 知らないとあとで後悔!学資保険ミッキー5つの注意点
  • 類似商品と比較検証あり!もっと返戻率がいい学資保険や積立方法はたくさんある
  • 保障が必要なら、かけすて保険に入ったほうがいい
  • 教育費・保険の悩みは知識豊富なFP担当【マネーコーチ】がオススメ

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目次

学資応援団ミッキー5つの注意点

  • 【注意点①】もっと返戻率がいい学資保険はある
  • 【注意点②】保険料払込免除だけだと保障が足りない可能性がある
  • 【注意点③】面談しないと入れない
  • 【注意点④】わかりにくい!選ぶプランで呼び名が変わる
  • 【注意点⑤】ミッキーをダシに、違う保険の提案に注意

【注意点①】もっと返戻率がいい学資保険はある

第一生命のミッキーにこだわらなければ、もっと返戻率のいい学資保険はたくさんあります。

<他社との返戻率の違いイメージ>
・第一生命 ミッキー(B型):返戻率 102.1%
・明治安田生命 つみたて学資:返戻率 117.6%
・日本生命 ニッセイ学資:返戻率 105.7%

せっかく学資保険に入るなら、条件がいいものを選んだほうがいいです。

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【注意点②】保険料払込免除だけだと保障が足りない可能性がある

ミッキーの基本保障は「保険料払込免除」だけで、一般的な生命保険と比べて保障性が薄いです。

子どもが小さいときに契約者が死亡すると、ミッキーだけの保障では足りない可能性があります。

<契約者が死亡したときの保障イメージ>
・第一生命 ミッキー(B型):保険料の支払いをしなくてよくなる
・一般的な生命保険:すぐ死亡保険金を受けとり、契約終了

大学まで行くと仮定した場合、こども1人あたりの教育費は1,000万〜2,000万とも言われています。

たとえば、ミッキーで総額300万円の祝金を受けとれる設定だった場合、契約者が死亡しても300万円までしか備えることができません。

遺族年金、保有資産、居住状況、遺族の勤労収入など、全体的に考慮しないと、ミッキーだけで保障が足りる・足りないはわからない。

ミッキーだけで教育費の保障が足りないなら、別口で「かけすて保険」で備えないと万が一のときに困ってしまうので注意したほうがいいです。

ミッキーだけで保障が足りるのかわからないなら、知識豊富なFPに相談して「お金を見える化」してもらえば明確になるのでオススメです。

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【注意点③】面談しないと入れない

ミッキーを契約するなら、第一生命の保険営業と面談しなければいけません。

学資保険以外の保険を提案されることが多いので、ムダな保険に入らされないよう注意が必要です。

POINT

保険営業は学資保険より、他の生命保険の契約を欲しがる

 

【注意点④】わかりにくい!選ぶプランで呼び名が変わる

学資応援団ミッキーは、選ぶプランによって学資保険の呼び名が変わるので、困惑してしまう人も多いです。

プラン商品名特徴
A型学資応援団所定の三大疾病・要介護・身体障害、死亡で保険料払込免除
B型ミッキー死亡で保険料払込免除
C型ミッキーなにも保障なし

学資応援団とミッキーで別々の保険に感じる人もいますが、本質は一緒の保険であり、プランによって呼び方を変えているだけです。

 

【注意点⑤】ミッキーをダシに、違う保険の提案に注意

学資保険をダシにして、個人年金保険や終身保険など、他の貯蓄型保険をオススメしてくるケースが多いです。

ミッキーより返戻率がよくなる可能性があるのは事実ですが、学資保険以外を打ったほうが保険営業が入る販売手数料が高くなり、儲かるからです。

どの保険相談窓口でも、学資保険の相談をすると学資保険じゃない保険をオススメされる

提案される貯蓄型保険によって、学資保険以上にリスクがあるものも多いので、「学資保険よりいい」と提案を受けても鵜呑みにしないよう注意してください。

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第一生命「学資応援団ミッキー」の基本情報

  • 大学資金の備えに特化!祝金は5回!
  • 3つのプランから保障範囲を選べる

大学資金の備えに特化!祝金は5回!

ミッキーは、大学資金準備に特化しています。

何歳で入っても18歳まで祝金は1円も受けとれず、18歳〜22歳で祝金を受けとれる仕組みだからです。

<ミッキーの祝金イメージ>
※基準保険金額:60万円、満期保険金の受取り総額:300万円の場合
・18歳 → 60万円
・19歳 → 60万円
・20歳 → 60万円
・21歳 → 60万円
・22歳 → 60万円 合計300万円

18歳までの学費は、自助努力で賄うしかありません。

POINT

大学資金準備に特化しているのは、他社の学資保険も一緒。

 

3つのプランから保障範囲を選べる

好みに合わせて、3つのプランから保障範囲を選べます。

保障が手厚いほど、返戻率が低くなる。

スクロールできます
プラン商品名返戻率※特徴
A型学資応援団100.8%所定の三大疾病・要介護・身体障害、死亡で保険料払込免除
B型ミッキー102.1%死亡で保険料払込免除
C型ミッキー102.7%なにも保障なし
第一生命HP「学資応援団ミッキー」契約例(契約者:男性30歳、子ども:0歳、15歳払)より出典

プラン選びは個人の自由ですが、保障がない「C型」を選ぶなら、保険に入るメリットがありません。

 

ミッキーのデメリット

  • 【デメリット①】死亡保障なし!万が一のとき保障が足りない可能性も!
  • 【デメリット②】保険料から保険関係費が引かれてしまう
  • 【デメリット③】高校卒業後の進路のためにしか、貯めたお金を使えない
  • 【デメリット④】積立金の調整に自由度がなく、長く続けにくい仕組み
  • 【デメリット⑤】途中解約は元本割れする可能性あり

【デメリット①】死亡保障なし!万が一のとき保障が足りない可能性も!

ミッキーの保障は「保険料払込免除」しかなく、保障性が薄いです。

契約者である親が死亡しても保険金は1円も払われず、保険料の支払いをしなくてすむだけだからです。

保険料払込免除されたあと、すぐお金を引き出したいなら「解約」「減額」しか方法がない。
途中解約するとほとんどお金は増えていない。

子どもが小さいほど、生活費や教育費のために死亡保険金がないと困る人は多く、保障が必要なら他で考えなければいけません。

保険なのに保障が薄いのは、大きなデメリットです。

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【デメリット②】保険料から保険関係費が引かれてしまう

保険料から「保険関係費(手数料)」が引かれ、残りが積立に回るので貯蓄効率が悪いです。

保険関係費とは契約締結に掛かる費用や、保障料、保険会社の運営に必要な費用のこと。毎月、保険料から自動的に引いている。

保険関係費の手数料率は、顧客に一切開示されておらず、ブラックボックスとなっています。

POINT

学資保険の運用先は主に債券。個人で債券投資すれば、保険関係費なしで投資できるので、運用効率を良くできる。

【デメリット③】高校卒業後の進路のためにしか、貯めたお金を使えない

ミッキーで貯めたお金は、大学、短大、専門など高校卒業後の進路のためにしか使えません。

18歳にならないと、1円も貯めたお金を受け取れないからです。

もちろん、子ども本人の希望によって進路が決まるので、どうなるかわかりませんが、貯めたお金を高校卒業までに自由に使えるようにしておきたいなら、ミッキーに入るのをやめたほうがいいです。

 

【デメリット④】積立金の調整に自由度がなく、長く続けにくい仕組み

子どもが成長するまでに、予測できない経済状況の変化が起こるかもしれません。

こども保険の保険料払込期間中に起こり得る主な経済状況が変わる出来事

転職、病気、離婚… 今は安定していても、将来、保険料の支払いが厳しくなる可能性は誰にでもあります。

しかし、こども保険は保険料を柔軟に調整することができません。

選択肢は解約、減額(保障額を減らす)、払済(保険料の払い込みを停止し、保障額を減らす) のいずれかしかない。

保険料の支払いを一時的に止めたい

その時の経済状況に合わせて、積立額を調整したい…

このように思っても、こども保険は「保険契約」なので、保険以外の積立のように融通が利きません。

どんな状況でも、自分のペースで無理なく積立を続けられる仕組みの方が、損するリスクを抑えられるのでオススメです。

【デメリット⑤】途中解約は元本割れする可能性あり

途中解約すると、解約返戻金が払込保険料を下回ってしまい、損する可能性があります。

普通預金と違い、保険料から「保険関係費(手数料)」を引いているのが原因。
早期解約は解約返戻金がまったくない可能性あり。

こども保険は、何があっても満期まで続ける前提で入るものです。

将来のことは誰にもわかりませんが、現時点で途中解約する可能性があると思うなら、入るのをやめて保険以外で積立したほうが無難です。

メリット

  • 【メリット①】返戻率100%を超える
  • 【メリット②】保険料払込免除の保障範囲を選べる
  • 【メリット③】相続税非課税枠が使える
  • 【メリット④】生命保険料控除が使える

【メリット①】返戻率100%を超える

万が一のことがなければ、祝金総額が払込保険料を下回り、損する学資保険が多くなっています。

そんな中、ミッキーは返戻率100%を超える点はメリットです。

子どもの年齢によって、返戻率100%以下になる可能性もある。見積書でしっかり確認しよう。

 

【メリット②】保険料払込免除の保障範囲を選べる

ほとんどの学資保険が「死亡時の保険料払込免除」が自動付帯されている中、保険料払込免除の範囲を選ぶことができる学資保険は珍しいです。

子どもの年齢によって、保障範囲が広い「A型」でも元本割れしない

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プラン商品名返戻率※特徴
A型学資応援団100.8%所定の三大疾病・要介護・身体障害、死亡で保険料払込免除
B型ミッキー102.1%死亡で保険料払込免除
C型ミッキー102.7%なにも保障なし
第一生命HP「学資応援団ミッキー」契約例(契約者:男性30歳、子ども:0歳、15歳払)より出典

どのプランも返戻率に大きな差がないと思うなら、保障を範囲を広げておくのもありです。

しかし、「返戻率に大きな差がない」ということは、保険会社からみてほとんど保険料払込免除に該当しないという裏返しでもあります。

該当する人が多いリスクは、保険料を高くしなければ「保険」として成立しない。
「保障を手厚くしても保険料が安い・ほとんど変わらない = ほとんど該当しない」ということ。

今から保険料の支払いを終えるまでの間までの、限定的な保障となりますが、自分に合ったプランを選べるのはメリットです。

 

【メリット③】相続税非課税枠が使える

ミッキーの死亡給付金は、生命保険の相続税非課税枠の対象です。

<生命保険の相続税非課税枠のイメージ>
・計算式:500万円 × 法定相続人の数
→ たとえば、法定相続人が3人(妻・子2人)の場合、1,500万円までの死亡給付金が相続税の対象にならずに遺せる

生命保険の相続税非課税枠は、基礎控除・配偶者控除に加えて使えるので、相続財産が基礎控除などで納まらない場合は有効です。

さらに受取人を指定すれば、死亡保険金は受取人固有の財産になり、遺産分割の対象となる相続財産に含まれません。

相続税非課税枠が使え、お金に名前をつけて遺せるのは保険特有のメリットです。

 

【メリット④】生命保険料控除が使える

年間の払込保険料に応じて、生命保険料控除を受けられます。

・年8万円以上の保険料支払い → 4万円の控除
・各控除区分にそれぞれ年8万円以上の保険料支払い → 12万円の控除(4万円 × 3区分)

しかし、既に加入中の保険で保険料控除を限度額まで使っていたら、ミッキーに入っても今以上の控除は受けられません。

 

第一生命 学資保険の評判・口コミ集

  • 「X(Twitter)」良い口コミ
  • 「X(Twitter)」悪い口コミ・どっちつかずな口コミ
  • 「みん評」良い口コミ
  • 「みん評」悪い口コミ・どっちつかずな口コミ

「X(Twitter)」良い口コミ

 

「X(Twitter)」悪い口コミ・どっちつかずな口コミ

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「みん評」良い口コミ

<学資の利率が一番いいと友人に聞いてMickeyに加入しました。>
妊娠をして、先輩ママに勧められて第一生命の学資保険に加入しました。自分で調べてみたら学資保険がたくさんあってどれに加入したらいいかわからなかったのですが、学資といえば第一生命だよ、と言われて加入しました。加入の際に自分に万が一のことがあったらその後の保険料の支払いが免除になると説明を受けました。病気になったときと亡くなったときだけ免除、免除なしの3種類とのことでした。医療保険は他に入っていたので亡くなった時だけ免除されるものを選びました。引き出せないので銀行に積み立てるよりも安心です。受け取るのはまだ先になりますが、子供のために形としてしてあげられることができたので満足しています。

※みん評より原文まま出典

<大学準備のために出生児からコツコツと>
現在、加入して2年が過ぎました。学資保険は出産前からいくつか検討していましたが、正直大差がないように感じした。大きなプラスになるや、これが絶対お得!などではなく、自分で貯めるよりは確実という気持ちでいいのではないかと感じています。その結果一番対応が良く、押し付け、勧誘がなかった第一生命さんにしました。実際、加入してよかったのは意外なところにありました。加入と同時についている24時間対応の健康相談。これが初めての育児にはとても心強く、お世話になっています。
※みん評より原文まま出典

 

「みん評」悪い口コミ・どっちつかずな口コミ

<初めての学資保険でした>
初めての子供が生まれて、両親に学資保険を勧められました。自分が生まれた時にも入っていて、大学入学資金に役立ったから良かったと説得され、第一生命の営業担当者の方を両親から紹介されたのがきっかけでした。その時は、学資保険に関する知識が全くなく、勧められるがまま加入しました。良かった点は、営業担当者の方がとても親切で、第一生命のキャラクターはディズニーなのですが、時々キャラクターグッズを持って来てくれたりカレンダーを作ってくれたり、アフターサービスがとても良かったところです。悪かったところは、返戻率が悪く、元本割れしていたことです。他社では、返戻率が110%近いところもあり、後から知ってがっかりしました。
※みん評より原文まま出典

<積み立てとしては可もなく不可もなく>
当時第一生命で生命保険を契約していた流れで二人目の学資を契約しました。子供の医療をつけていたり契約者がなくなったりしたときのフォローなど保険としての側面を考えると優秀かもしれませんが、お金を積み立てるという側面で考えると返還率はさほどよくないので箪笥貯金よりはマシか、というレベルです。結局医療特約などは契約後に解約して学資としての積み立て機能だけを残すことにしました。次に契約するか、と聞かれたらしませんと答えます。

※みん評より原文まま出典

 

利回りを検証!年0.65%ほど。普通預金と変わらない…

ミッキーの返戻率を「利回り」に換算すると、たった年0.65%ほどしかありません。

それなら、金利が高い銀行の普通預金・定期預金とほとんど変わらないです。

<普通預金の金利イメージ(2025年11月時点)>
・auじぶん銀行:最大0.65%
・東京スター銀行:最大0.5%(条件付きなので注意)
・きらぼし銀行:最大0.5%
・SBI新生銀行:最大0.42%
・楽天銀行:最大0.44%

<定期預金の金利イメージ(2025年11月時点)>
・SBI新生銀行:最大1.4%ほど
・楽天銀行:最大1.0%ほど
・きらぼし銀行:最大1.05%ほど

22年もの間、保険会社に資金拘束をされて、利回りがたった年0.65%ほどしかなく、途中解約で損するリスクがあるなら、ミッキーはリスクにリターンが見合わないです。

別で生命保険にしっかり入っており、リスクオフで教育費を貯めていきたいなら、金利の高い普通預金や定期預金を活用するのも有効です。

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ミッキーの返戻率は高い?類似商品と比較検証

  • 【検証①】日本生命「ニッセイ学資」と比較
  • 【検証②】NISAと比較

【検証①】日本生命「ニッセイ学資」と比較

日本生命「ニッセイ学資」と返戻率を比べると、ミッキーのほうが3%以上も低いです。

検証条件
  • 対象者:30歳(男性)
  • こども:0歳
  • 受取り総額:300万
返戻率祝金
ミッキー(B型)102.1%18歳〜22歳まで
計5回
ニッセイ学資※105.7%18歳〜22歳まで
計5回
※18歳払、配当金なしと仮定し計算

保障、祝金の受取回数などほぼ同等条件なら、返戻率が高いほうがいいです。

このように、同等条件で他社比較をしないと、ミッキーが最適な選択肢なのかわかりません。

せっかく学資保険に入るなら、条件のいいものを選んでください。

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【検証②】NISAと比較

「時間をかけるなら、お金が増えて欲しい」「積立方法にこだわりがない」など、このように考えるならNISAで教育費の積立をする人も増えています。

ミッキーにかけるお金・時間を、そのままNISAを通して優良投資信託で投資すれば、より高いリターンを期待できるからです。

検証条件
  • 対象者:30歳(男性)
  • こども:0歳
  • 保険料:16,323円
  • 払込期間:15歳まで
返戻率総受取額祝金
ミッキー(B型)102.1%300万18歳〜22歳まで
計5回
NISA※164.2%482万18歳で全額引出し
(自由に使う)
※投資信託の平均リターン:年5%で計算

投資信託の平均リターンは年3〜7%。年3%だとしても返戻率134.6%(総受取額:395万)に。

当然、学資保険よりリスクが上がりますが、長く続けるほど高いリターンを期待できるのが、NISAを通して投資信託積立をするメリットです。

たとえば、SBI証券「NISA積立設定ランキング」で常に上位、優良投資信託と名高い『eMAXIS slim米国株式 S&P500インデックスファンド』で10年運用した場合を検証します。

S&P500インデックスファンド一つだけで、米国優良企業500社にまるっと投資できる

S&P500インデックスファンドとは、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託のこと。S&P500は、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映しており、経済成長とともに長期的に上昇してきた実績があります。

【特徴】
✅ 分散投資:1つのファンドで500社に分散投資できる
✅ 長期運用向き:歴史的に右肩上がり(過去のデータでは15年以上で元本割れなし)
✅ 低コスト:アクティブファンドより手数料が安い
✅ ほったらかしOK:定期的に積み立てるだけで運用可能

初心者でも始めやすく、長期的な資産形成に向いている投資商品として有名です。

投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)の間、S&P500で15年以上運用していた人は、どの15年を切り取っても元本割れがなかったという客観的データがあります。

出所:ウォール街のランダム・ウォーカー(原著第13版)

(例)1957年〜2024年末までの平均リターン「年率10.5%」で運用できた場合のイメージ
・毎月16,323円を10年積立 : 195万 → 344万(返戻率:176%)
・毎月16,323円を15年積立 : 293万 → 708万(返戻率:241%)

※NISAを通さずに投資し、課税を考慮しても学資保険より期待リターンが高い

あくまで過去の実績であり、将来の運用成果を約束するものではありませんが、10年以上運用すれば元本割れする可能性が抑えられることを歴史が証明しています。

長期運用ができるなら、同じ時間・お金をS&P500インデックスファンドのような優良投資信託で運用したほうが、株式の成長による運用益も期待できるのでオススメです。

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保障が必要 → 収入保障保険で解決

子どもが小さいときほど、親に万が一のことがあると経済的に困ってしまう可能性が高いです。

必要保障額の最大値は、こどもが誕生したとき

ミッキーや返戻率のいい学資保険に入ったとしても、保障が「保険料払込免除」しかないありません。

すぐ死亡保険金がもらえて、生活を支えてくれる保障が必要なら、保険料を抑えつつ、大きな保障が持てる「収入保障保険」の検討がオススメです。

収入保障保険の保障イメージ図

収入保障保険で決めるのは、保障を「いつまで」「いくら」欲しいかのたった2つだけ

たとえば、収入保障保険で1,000万以上の保障を、子どもが22歳になるまで入ったとしても、保険料はたった1,000円〜2,000円ほどです。

収入保障保険は「かけすて保険」なので、子どもの手が早めに離れたり、万が一のことがあっても教育費で経済的に困らなくなった時点で解約すればいいだけです。

かけすて保険のほうが、いつでもデメリットなく解約・減額できてメンテナンスしやすい!

もし教育費の保障をしっかり備えたいなら、複数の保険会社をまとめて比較できるFP相談窓口で、保険料を抑えられる収入保障保険を見つけてもらいましょう。

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【現役FPの評価】入っても入らなくてもどっちでもいい保険

学資応援団ミッキーを客観的に評価すると、入っても入らなくてもどっちでもいい保険です。

絶対に途中解約しない前提で、返戻率が100%を超えるなら「確実な教育費準備」として入るのもありですが、私なら入りません。

ミッキーに入らなくてもいい理由
  • 客観的にみて返戻率・利回りが低い(普通預金・定期預金とほぼ変わらない)
  • リスクにリターンが見合わない(途中解約、長期間の資金拘束に対して)
  • 保険なのに保障が薄い

子どもが0歳なら、ミッキーに入ってお金を受け取れるのは18年以上先です。

それなら、NISAを通して優良投資信託で積立し、保障が必要なら収入保障保険で備えたほうが、万が一のことがあっても・なくても教育費で困らない状況を作れます。

もし私が親族・親しい友人に教育費の相談をされたら、貯金・NISA・かけすて保険の3つでバランスよく備えることをオススメします。

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第一生命のミッキーがオススメな人

  • 普通預金より、1円でも大きく増えるならいい
  • 途中解約を絶対にしない
  • 大学・専門・短大進学まで積立金を使えなくていい
  • 保険で教育資金を貯めたい
  • 個人で投資する自信がない
  • 面倒が嫌い!気軽に運用したい

このように考えるなら、第一生命「学資応援団ミッキー」を検討するのはありです。

しかし、少しでも有利な学資保険に入りたいなら、同等条件で他社比較したほうがいいです。

あなたの希望条件・健康状態で有利な学資保険は変わる。
同等条件で最低3社以上は比較しましょう。

せっかく同じお金・時間をかけるなら、少しでも有利な学資保険を選んでください。

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やめたほうがいい人

  • 既に教育費として使える貯金がある
  • 積立金のすべてを、教育費として使える状態にしておきたい
  • 個人で投資を始められる
  • 保障はいらない!資産形成目的で考えている
  • 教育費の積立方法にこだわりがない
  • 15年以上運用するなら、もっとお金が増えて欲しい
  • お金が必要なタイミングで、お金を自由に引き出せるほうがいい

このような人は、ミッキー・学資保険を含む「すべての貯蓄型保険」に入るのをやめたほうがいいです。

NISAなど保険以外で積立したほうが、ムダなく合理的にお金を貯めることができるからです。

保険 → 万が一のとき、経済的困窮状態にならないために入るもの。
保険は本来、資産形成のために入るものではない。

「餅は餅屋」という言葉の通り、資産形成なら資産形成に適したものを選んだほうが、確実にムダなく教育費を貯められます。

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第一生命 学資保険の契約を取消す方法

  • 15日以内ならクーリングオフ
  • クーリングオフできないなら解約

15日以内ならクーリングオフ

クーリングオフ対象期間内なら、契約成立した後でもデメリットなく申込の取消しができます。

申込日から15日以内でクーリングオフすれば、保険料が全額返金される

迷っていたり、保険以外で運用するなら一旦クーリングオフするのは有効な手段です。

 

クーリングオフできないなら解約

クーリングオフ対象期間を過ぎているなら、解約しかできません。

早期解約は損する可能性があるので注意!

しかし、たとえ一時的に損しても、解約してNISAなど保険以外で資産形成するなら、早めに切り替えたほうが良いです。

POINT

損した金額は「勉強代」と割り切ろう!

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第一生命「学資応援団ミッキー」よくある質問

返戻率が高くなるから、契約者を妻にしたほうが良いか?

契約者が保障対象なので、家庭の中で収入が一番高い人にするのが一般的です。

それが配偶者なら問題ありません。

出生前から入ったほうがいいか?

学資応援団ミッキーにいずれ必ず入るなら、出生前に入っても大丈夫です。

しかし、出生前なら祝い金を受け取れるまで十分な時間があるので、NISAにも積立することをオススメします。

子どもが死亡したらどうなる?

子どもが死亡するまでの積立金相当額が返金され、契約終了です。

保険営業は学資保険に入っている?

私の周り(同僚含む)では、学資保険に入っている人はいません。

銀行で貯金、NISAに分けて積立し、保障は収入保障保険で備えている人がほとんどです。

「私は変額保険、ドル建て保険に入っている」という、セールストークに要注意
(ほとんど嘘なことが多いが、確かめる術はない)

学資保険の契約者が少ないというのに、なぜ販売をやめないの?

学資保険はドアノック商品として、保険の話をする糸口になり非常に効果的だからです。

保険の話より「教育費の積立の話」のほうが、興味をもつ人が多い。

保障がない「C型」はどんな人向け?

健康状態を理由にA型・B型に入れない人向けです。

また、祖父母が孫のために学資保険の準備をするときにも使われますが、保障がないので保険以外で積立しても変わらないです。

 

第一生命の学資保険に入ろうか迷っている人へ

  • 学資保険選びで失敗したくないから情報収集している
  • 保険営業の説明がわかりにくかった
  • 保障があってお金が増えるなんて、良い話すぎて不信感を感じた
  • なにか隠れたデメリットがないか知りたい

このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。

学資保険など、保険で教育費を貯めるメリット・デメリット、自分の考えに合っているのか理解した上で入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。

読者の方には、そうなって欲しくありません。

  • 担当の保険営業の案内に疑問をもった
  • せっかく学資保険に入るなら、少しでもいいものに入りたい
  • 保険以外の具体的な積立方法の案内、返戻率などの数字面の違いの説明を受けていない
  • 教育費の積立方法にこだわりがないが、ムダのない方がいい
  • 学資保険としてドル建て保険、変額保険などを提案されて迷っている
  • NISAやかけすて保険について案内を受けていない

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まとめ

まとめ・結論
  • 客観的にみて入る価値はないが、入っても入らなくてもどっちでもいい保険
  • もし入るなら、ミッキーより返戻率がいい学資保険はたくさんある!比較したほうがいい!
  • 教育費の備え方にこだわりがないなら、貯金・NISAで積立し、保障が必要ならかけすて保険にしたほうがムダがなく合理的
  • 既に入っているなら、そのまま続けても問題なし!
  • しかし、保障が不足していないかの確認と、余裕があるならNISAも並行して活用をオススメ
  • NISAを通して優良投資信託で長く運用したほうが、ミッキーより遥かに期待リターンが高い
  • 教育費・保険の悩みは知識豊富なFP担当【マネーコーチ】がオススメ

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